写真:畑 耕一 畑 耕一 2012年入社
理工学研究科 機械工学専攻修了
ロボット事業部 開発部 ロボット開発ハンドリング勤務
ある日のタイムスケジュール
7:50 出社
8:00 ラジオ体操、朝礼
メールチェック
現場での評価試験
11:40 昼食
12:30 評価試験の解析
報告書作成
試作品テスト治具の設計
出図(部品手配)
16:35 終業 帰宅

仕事

どんな仕事をしていますか?

ロボット事業部の開発部は、「メカ」「電気」「ソフト」の3つのグループに分かれています。私はメカグループに属し、主に小型ロボットの設計・評価を担当しています。
試作機の構造解析やロボット本体の性能評価、また、ロボットの重要な構成部品である減速機やモータ単体の性能評価などを担当しています。何項目もある評価試験を経て、ロボットにフィードバックされて製品化されていきます。

今後の仕事の課題は?

不二越は、これまで中大型ロボットに力を入れてきましたが、現在は市場ニーズにさらに応える為、積極的に小型ロボットの開発に取り組んでいます。
今後新しい技術を柔軟に取り入れ、小型ロボットや新しいロボットの開発を進めていきたいです。

入社後はじめてやった仕事は

写真:職場風景 入社当時、今まで見たこともない装置や小難しい解析シートを使ってロボットの評価試験をしました。先輩から大まかな指示をもらって自分なりに考えながら進め、分からない所は先輩から懇切丁寧に教わり、なんとかやり遂げることができました。

仕事で初めての成功体験は?

展示会用に、小型ロボットにUFOキャッチーやパターゴルフをさせるための周辺装置の設計を手掛けました。私もその展示会にアテンドしましたが、手掛けたシステムを観に来る人たちは、老若男女問わず笑顔や驚きの表情が溢れ、とても嬉しく思いました。

職場

不二越ならではのことがあれば・・・

本社工場近くに、会社が建てた不二越病院、不二越工業高校、さらに本社敷地内に不二越神社があることに驚きました。

プライベートは?

休日はバイクや自転車で季節を肌で感じながら色々なところに行き、富山の自然を満喫しています。県外出身者の私にとって富山は住みやすく、とても気に入っています。

就活と入社

不二越のどこに惹かれた?

産業用ロボット大手であり、かつベアリングや工具等の幅広い技術力を持っている企業は他にありません。
ここでなら多くの知識や経験を積めると思いました。

不二越以外に応募した会社は?

6、7社程度。主に産業用ロボットメーカーでした。

入社しての感想は?

日々の業務は忙しく、計画通りに進まないことが多々あります。しかしその分、やり甲斐を感じていますし、上司や先輩もきちんとサポートしてくれるので、仕事がしやすい環境だと感じています。

就活へのアドバイス

どんな学生時代を送りましたか?

マラソンに打ち込んでいました。毎年、大会に出場して、自分の記録が伸びるたびに嬉しくて走り続けました。
”継続は力なり”――これを体現できれば、どんなことでもやり続けるモチベーションを維持できます。
根気良く仕事をこなし続けていけば、必ず結果はついてくると信じています。おかげさまで根気強さは人一倍あると思います。

学生諸君へのアドバイスを

社会人になった今、学生時代の経験はとても貴重なものだったと感じています。
ひとつの研究テーマに関して、ゆっくりと時間をかけて自分なりに調査したり考えたりするという機会は、人生の中でそうありません。
学業だけではありませんが、今の学生生活をより充実させて、その頑張りを就職活動のときにアピールしてください。