8:00 | 朝礼 |
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再現試験の条件を上司に相談 | |
10:00 | 再現試験を実施 思うような結果が出ない |
12:00 | 昼食 |
試験結果を上司に報告 | |
14:00 | 条件を変えて、再試験を実施 良い結果が得られる |
16:00 | 実験報告書を作成 |
18:00 | 上司に報告書を提出 |
中空アームタイプのスポット溶接用ロボットを開発しています。中空アームタイプは、溶接ガン用の配線、ホースをアームの中に通すので、ガン用の配線と周りの設備との干渉を気にせず操作できるのが特長です。
その中で私は、評価試験を担当しており、鋳物部品の強度解析や評価を主な業務としています。
また、ユーザの工場でロボットにトラブルがあった際に、原因調査に行くことがあります。出張前には、ユーザとの窓口となる品質管理部門、現地で作業をしてもらうサービス部門と連携をとり、調査の目的、作業内容を確認します。出張後には、社内で再現試験を実施するなどして、原因を確認します。
評価試験を担当したとき、図面を見ながらロボットを分解・組立することで、ロボットの構造を理解できました。今後は強度計算等を担当し、いずれロボット1台の設計ができるようになりたいです。
また、ユーザはどういったロボットが欲しいか、常に考えていきたいです。
中型のスポット溶接用ロボットの評価試験を担当しました。評価用の試作ロボットを使い、動作時の速度、電流の波形データを収集しました。まわりの設備にロボットをぶつけないか緊張しながらロボットを動かし、データがちゃんと採れているか何度も確認していました。
小型のスポット溶接用ロボットの配線組立用治具を設計しました。小型ロボットのため、配線をロボットに組み付けるのが難しい部分がありました。上司からアドバイスをもらいながら治具の配置を工夫することで配線の形状が整えられて、ロボットに取り付け易くなりました。出荷用に組み立てられたロボットを見たときは、嬉しかったです。
ロボットの構造を熟知している上司、先輩がいます。
開発段階で課題があった際に、私には対策がわからない場合でも、上司はいくつか対策の見当を付けることができます。
仕事を始める際には、上司から大まかな方向性を示され、自ら考えることを求められます。
自分で一度考えた結果に対して、上司からアドバイスをもらい、手直しして仕事を完成させていきます。
不二越のロボットは、自動車の生産ラインで多数使用されています。
自動車産業の生産を支える自動化技術に魅力を感じました。
製造業を中心に10社程度です。
人間ができない作業、危険な作業をロボットに任せられるようになればと思っています。不二越では溶接ロボットなど、危険な作業を代行してくれるロボットの開発ができると思ったからです。
また、地元の富山に愛着があり、地元で勤務できることも決め手になりました。
現在、材料に関する共同研究プロジェクトを担当しています。勉強することも多いですが、やりがいを感じています。またロボット以外の分野での専門家と交流することは、とても良い刺激になります。
入社1年目には、海外語学研修でアメリカへ行きました。それまで海外へ行ったことはありませんでしたが、海外で生活できたことは自信になりました。
所属していた研究室では「林業機械」を開発していました。林業の現場を見せてもらい、どういった機械が必要とされているかを考えながら、設計しました。
現場に足を運び自分で作業を体験することや、現場の方の作業を観察することで、設計の参考となる貴重な情報が得られることを学びました。
ロボットの設計には、数学、物理の知識を使うので、学生の間に復習しておくと良いと思います。
会社説明会、工場見学に参加して、会社や社員の雰囲気を知ると自分の働く姿が想像できると思います。
入社すると、打ち合わせで出張することがあります。就職活動でも訪問時間を約束し、時間に間に合うように訪問することは、社会人になる良い練習になると思います。