写真:井田 康太 井田 康太 2012年入社
法学部 国際関係法学科卒
工具事業部 工具企画部 国際事業室 海外業務勤務
ある日のタイムスケジュール
8:00 出社、メールチェック
8:30 NACHI AMERICAとTV会議
9:30 受注オーダーの社内手配、見積回答
11:40 昼休憩
12:30 メキシコ向け商品の輸出書類作成、提出
13:30 工場を回りオーダーの進捗確認、緊急依頼 客先へ納期回答
14:30 オーダーの仕様変更手配
15:00 物流管理センターへ、アメリカ向け商品の出荷依頼
15:30 受注オーダーの社内手配、見積回答
16:35 終業

仕事

どんな仕事をしていますか?

私の所属する部署は、主に海外販売拠点向けに工具の販売、輸出業務を行っています。工場と販売拠点の間に立ち海外市場の情報を工場へ、工場の生産状況を販売拠点へ発信し、必要なものを必要な時に必要な分だけ供給できる調整役となっています。
私が担当しているのはアメリカの販売拠点向けの精密工具の販売・輸出。約半日の時差があるので、リアルタイムで連絡のとれる時間が限られている中、いかに現地のスタッフとコミュニケーションをとるかを気配りしながら仕事を進めています。
仕事のテーマは、月度受注・出荷計画の達成、迅速で正確な見積回答、個別の緊急オーダーに対し技術部・工場をはじめとする関連部署と納期を調整し、お客様のニーズに対応すること、などです。

今後の仕事の課題は?

営業担当になり自らNACHIブランドを拡販したいと思っています。そのために今は、商品知識やものづくりの現場について日々勉強中です。

入社後はじめてやった仕事は?

写真:職場風景超硬ドリル・エンドミルの生産管理係を担当しました。月度の生産計画達成のための進捗管理、緊急品の納期対応、材料の投入などを行っていましたが、図面の見方や製造行程、各工程のリードタイムなど、分からないことだらけで、一つ一つ覚えるのに苦労しました。
また、工場での仕事だったので安全第一を心掛け、とにかくケガをしないよう気をつけていました。

仕事で初めての成功体験は?

インドからの新規案件に対し、関連部署に知恵を借り受注に成功。客先が要求する納期を守り、製品が出荷されていった後、その工具がインド向けの飛行機に乗っているところを想像し、ひそかに一人で感動していました。

職場

職場の雰囲気は?

私の部署には毎日世界中から電話がかかってきます。現地の日本人駐在員やローカルスタッフからの電話です。皆さんパワフルな方ばかり。受注拡大のために世界で戦っている姿が眼に浮かぶようです。

ユニークな風習があれば・・・

毎朝、ラジオ体操後に朝礼があり、安全唱和で一日が始まります。いまでこそ当たり前のことですが、入社当初は「さすが製造業の会社」だと思いました。

就活と入社

不二越のどこに惹かれた?

海外に多数の生産・販売拠点があること。
総合機械メーカーとして幅広い分野の商品を持っていること。

不二越以外に応募した会社は?

商社を中心に10社程度。

不二越に就職した決め手は?

世界中に生産・販売拠点を持つ不二越の「ものづくりの世界の発展に貢献する」という使命のもと、自分のやりたい事が出来ると思ったからです。

入社しての感想は?

想像していた以上に人を大切にする会社だと思います。福利厚生もしっかりしていますし、各種研修が充実しており、自ら求めれば仕事も任せてもらえ、自己啓発のために会社が後押しをしてくれる仕組みができていると思います。

就活へのアドバイス

どんな学生時代を送りましたか?

学業では、商法ゼミの活動に力を入れて取り組みました。日本企業を取り巻く法制度について、実際の判例を考察することで理解を深めました。学業以外では、カフェやイタリアンレストランでのアルバイトにうちこみ接客コンテストに出てみたり、他にも友人と野球チームを作ったり、写真部に入り作品を展示会に出展したり、海外旅行や留学など、興味を持ったことはできる限りやってみました。

学生諸君へのアドバイスを

就職活動中は様々な企業が門を開いている時ですので、少しでも興味があれば説明会等に参加し、様々な業種の人から話を聞く事をお薦めします。自分の見聞を広めることもでき、社会に出てからも役立つと思います。また、今までの自分を振り返り、自分のやりたいことは何なのかを明確にすることが大切だと思います。