8:00 | 出社 |
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メールをチェック | |
ブローチ課にてインターロックプログラム追加の打合せ | |
設備進捗状況についての月例会議に出席 | |
議事録を作成し上司へ提出 | |
11:40 | 昼食、昼寝 |
12:30 | エンドミル工場(滑川)へ移動 |
新規導入する工具研削盤の移設内容、日程について工事関係者を交えて打合せ | |
研削盤メーカに依頼していた試削りワークの評価と、エンドミルの品質について勉強 | |
来期更新する刻印機の現状把握と要望抽出 | |
15:00 | 富山本社へ戻る |
エンドミル工場での打合せ、調査内容を上司へ報告 | |
来期設備投資予定のドリル検査自動化ライン構築に向け、作業の現状調査、メーカ選定の段取り | |
17:00 | 退社 |
生産技術部では、国内外にある工具製造工場の設備投資計画の立案、生産設備の仕様検討や立ち上げ、設備レイアウトの検討や改善活動などを行っています。
私の仕事は、新規生産設備の立ち上げ。加えて、スキルレス省人化ラインの実現を目指しての基礎研究や加工ソフト・システムの開発業務を担当しています。
入社以降これまで、数多くの設備を立ち上げてきました。現在はドリルの自動検査ラインの立案・検討を行っている最中です。
無人の工具製造工場をつくりたいです。
総合機械メーカである不二越の強みを生かし、不二越製のロボットや、工具研削盤を使用した無人ライン、無人工場をつくりたいです。
精密工具製造所で生産業務を任されました。
工具をつくるとは?生産設備とは?分からない事だらけでしたが様々な経験をすることが出来ました。
砥石で金属を加工するときの火花や音を出す迫力、大型の生産設備を初めて操作するときのワクワク感、高価な製品なので失敗が許されないという緊張感は今でも覚えています。また、出来上がった製品の美しさも印象的でした。
それまで手動で行っていた研削加工工程の自動化を成し遂げました。
現場での作業分析から始め、製品規格の勉強、プログラム動作の設計、初めてのNCプログラム作成・・・など、たくさんの人に助けてもらいながら完了することができました。
自分の思った通りに動く設備、イメージしていた加工、規格通りの寸法が出たときの喜びで思わずガッツポーズが出ました。即、技術係長に報告(自慢)しに行きました。
製造現場には1,000分の1ミリ単位で製品を加工するプロが大勢います。
他にも、あらゆる工作機に携わり、機械の音や振動を感じ取り悪い箇所をずばり指摘し、完璧に修理してしまう仙人のような保全の方や、加工プログラム・通信関係・電気の知識は全て持っているのではなかろうか!という私の上司など、とにかく大勢のプロがいます。数え上げるときりがありません。
ご飯を食べるのが早い。歩くのが速い。
昼休憩に入ると凄い速さで食堂へ向かい、あっと言う間に定食を食べ終え、各自パーソナルエリアに戻り昼寝をします(この時間は大変重要であり、昼寝の邪魔をしたり、パーソナルエリアを侵食すると結構怖い目にあいます)。
国内外から高い評価を受けている総合機械メーカーとは?と思ったことが不二越に興味をもった第一歩です。企業研究するうちに技術や事業の広さに魅力を感じました。
マテリアルから切削工具、それを使用するための工作機械、最後はロボットと幅広い分野の事業部があり、何でもチャレンジすることが出来ると感じたからです。特に「ものづくりのモト」である切削工具とはどのような精度で、どんな風に加工されてつくり出されるか非常に興味がありました。
5社程度。大学で専攻していた半導体関係が主でしたが、全てものづくりの会社でした。
幅広い分野の事業を展開しており、不二越に入れば様々なことに挑戦できると感じたからです。何かスゴイことに自分が関われるという漠然とした想いもありました。
また、最終面接で「半導体はもういいの?」と質問されたとき、社名「不二」の由来“異なるもの・対立するものも、高い次元に立ち本質を見極めれば、同じ一つのもの”を引用し、「半導体も不二越の製品も、ものづくりは全て同じです!」ととっさに答えたのですが、それが自分の中の決まり手になりました。
技術範囲の広さだけでなく深さもありました。入社して知った世界トップシェアの製品も多くありました。
また、人材の強化・育成にも力を入れており、入社1年目から海外メーカの研削盤の立会いや、産学官連携のスーパーエンジニア養成コースを受講することが出来たのは期待以上でした。
半導体の成膜実験にうちこみました。ただの透明なガラス板でも、手を加えること(酸化物薄膜をガラス基盤上に堆積させる)で美しく立派な半導体となります。半導体の表面って綺麗なんです!
新しいものをつくり出す、無から有を生み出す神様になったみたいな感覚に興奮しました。
ものづくりの喜びを体感できる今の仕事は、学生時代にうちこんだ実験成功時の感覚と同じです。
明るく元気にコミュニケーションを取る事、また何事にも素直であることが大切だと思います。
自分ひとりでは必ずどこかで行き詰りますが、そのときは素直に助けを求めることが重要です。一人で抱え込んでも良い結果は生まれ難いと思います。そして助けてもらった後は、明るくステキな笑顔で「ありがとうございます!」と感謝の気持ちを大きな声で伝えることが大切だとこの4年間で実感しています。